総合カタログ
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文運堂の総合カタログをダウンロード頂けます【最新カタログ2024年版】 ※掲載されている仕様、デザイン、価格はカタログ発行当時のものです。 |
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事業拠点
本社 | 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2丁目12-4 TEL:03-3377-5321 FAX:03-3377-5421 |
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関東支店 | 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2丁目12-4 TEL:03-3377-6320 FAX:03-3377-6411 |
名古屋支店 | 〒460-0008 名古屋市中区栄1-13-4みその大林ビル10階 TEL:052-684-6671 FAX:052-684-6672 |
砺波事業所 | 〒939-1363 富山県砺波市太郎丸268 TEL:0763-32-5584 FAX:0763-32-5568 |
洋紙営業部
中越パルプ工業㈱の洋紙販売代理店として平成14年に洋紙営業部が設立されて以来、印刷出版用紙及び産業用紙等を販売しており、お客様にご愛顧を頂き現在に至っております。各倉庫会社の協力を得て、お客様のご要望にお応えできる体制を整えておりますので、ご注文をお待ちしています。
なお、当事業は、2022年5月1日販売分より中越パルプ工業㈱に移管致します
取扱い洋紙一覧表
中越パルプ工業株式会社 | |||
洋紙ホームページ | |||
印刷用紙:アート紙 | 印刷用紙:コート紙・軽量コート紙 | 印刷用紙:微塗工印刷用紙・その他塗工紙 | 印刷用紙:上級印刷紙 |
板紙 | 情報用紙 | 包装用紙 | 加工用原紙 |
竹紙 | 里山保全対応紙 | 薄葉印刷紙(三善製紙品) |
倉庫のご案内
日本興運株式会社 新木場 | 〒136-0082 東京都江東区新木場1-16-8 輸送部 TEL:03-3522-5681 倉庫部 TEL:03-3521-5790 |
平田倉庫株式会社 有明 | 〒135-0063 東京都江東区有明4-4-17 TEL:03-3529-2100 |
株式会社西北紙流通デポ | 〒175-0082 東京都板橋区高島平6-5-4 TEL:03-3975-1200 |
健和商工株式会社 | 〒340-0013 埼玉県草加市松江3-15-9 TEL:048-930-4531 |
社長から皆さまへ
株式会社 文運堂は2022年7月、ショウワノートグループとして新たなスタートを切りました。 文運とは、文化・文明が発展しようとする気運、学問・芸術が盛んに行われさまを云います。 1909年創業以来、100年以上積み上げてきた信頼と実績は弊社の財産。長年お取引を頂くお得意様・ 仕入先様へ更なるサービスの向上を目指し、今後はショウワノートグループの商流に合わせた 商品の全国展開とキャラクター商品を使った幅広い商品展開に努めてまいります。 めまぐるしく変化する市場に対応し、創意工夫・造り手の思いが伝わる商品作りに取り組んで お客様のニーズに満足頂ける商品とサービスの提供、常に新たな事にチャレンジしていく 企業でありたいと思います。
株式会社 文運堂 代表取締役社長 谷口 晴久 |
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ノートの一口メモ
綴じ方ノートの綴じ方(製本)には主に次の4種類があります。 糸綴じノート表紙と中紙をミシン綴じやかがり綴じの糸で綴じてあります。堅牢な上にかさばらずフラットに開くことができ見開きで使えます。小学生向けの学習帳は、この堅牢さが特徴の糸綴じノートで作られています。 無線綴じノート糸や針金を使わず、ノートの背部分を糊付けして、表紙と中紙を接着してあります。中紙を1枚づつ破りやすく、大学ノートで多い綴じ方です。 リングノート(スパイラルリング、ダブルリング)表紙と中紙の端に丸や四角の穴をあけて、リング状の針金で綴じます。聞いたページは平らなので書き込みやすいが、リング部分がかさばります。 針金綴じノート表紙と中紙を大型ホッチキスで綴じるイメージで、シンプルな製本です。 罫線ノートの罫線は、文字や図形をきれいに揃えて書く目安になりますが、主に次の4種類があります。 横罫横に罫繰が引いてある横書き用で、その間隔によって主に次の4種類があります。 方眼5mmと10mmが主体ですが、文運堂セレクト学習帳応用罫のラインナップは、3mmからほぼ1mm刻みで20mmまで揃っています。 無地罫線がないまっさらな紙ですので、思い切り自由に書けます。 縦罫縦に罫銀が引いである縦書き用です。 JIS規格JIS規格(日本工業規格)では「ノートブック」について、寸法・中身枚数・原紙を下表のように規定しています。 |
紙の一口メモ
紙の特性紙の表裏一般の紙には表裏があります。抄紙工程でワイヤーに接する面が裏で、反対側のつるつるする面が表です。表裏の差を少なくする工程を経て製品化されます。 紙の縦横抄紙工程のワイヤー上を流れるパルプ繊維は、ワイヤーの流れ方向に並びます。紙は流れ方向の強度が強く、その直角方向には折りにくく破れにくい性質があります。この繊維の流れ方向を目と言い、紙の長辺が目に平行なものを縦目(T)、短辺がそうであるものを横目(Y)と言います。ノートが開けやすいのも目を考えて作っているからです。 紙の伸縮とカールパルプ繊維の物性上から、紙は温度と湿度の変化で伸縮したり、紙の端が曲がってカールしたりします。紙の保管場所は、できるだけ湿度の低い冷暗所が適しています。 白色度白い紙は原料のパルプを漂白して白くします。この白さの程度を示す数値が白色度で、光の反射率で表します。0%が黒、100%が真っ白です。バージンパルプ100%のコピー用紙は白色度80%程度です。目で見た白さと測定値は必ずしも一致しませんし、白すぎると反射して字が読み難くなるので、白色度を下げて青味や赤味をつけて調整されることがあります。 紙の厚さ(坪量、連量)紙の厚さは、2枚の板の聞に紙をはさんだ時の板と板の間隔で表します。薄い紙はµm単位で表します。紙の表面は凸凹しているので、何枚も重ねていくと隣り合った紙同士で凸凹を打ち消し合い、ノートの厚さ(束、つか)は1枚の紙の厚さに枚数を掛けた数字よりも減ります。 紙の寸法製紙メーカーで生産される洋紙の原紙寸法は、A列本判、B列本判、四六判、菊判、ハトロン判があります。これらの寸法を全判または全紙と言い、これを半分(半裁)、1/4(四ツ切)、1/8(八ツ切)・・・とカットして使います。 |
ノートができるまで
学習帳はJIS規格で糸綴じ製本と指定されています。糸綴じ製本で作ったノートは、堅牢な上にノートを思い切りフラットに開くことができ、見開きで使えることが特徴です。製本工程は、表紙と中紙の印刷 ⇒ 表紙と中紙のセットで断裁(カット) ⇒ 糸綴じ製本となります。
連続して3冊分印刷された表紙と中紙を丁合(ちょうあい)して3連結セットにし、ノート製本機にかける準備をします。 |
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中紙を上に表紙を下にした1セットずつ、丁寧に製本ミシンのフィーダーに入れて行きます。 |
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セット中央部をミシンで直線状に縫い、糸綴じします。 |
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セット中央部で二つ折りされた後、表紙の縫い目に背クロスが貼られ補強されます。 |
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セットのままで縁を仕上断裁した後に3分割し、最後に不良がないか検品します。 |
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こうしてノートが完成して、皆さまの元に届きます。 |

まったく新しい罫線タイプノートが登場!!
文運堂はこれまで学習帳のパイオニアとして学習帳を製造販売しておりましたが、
今回まったく新しいコンセプトでの罫線ノートを発売いたします。
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ここではドットポッチノート大きなポイントを5つ紹介していくよ。
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ドット入りの幅と罫線の高さに三角形の定理を交えた、全く新しいポッチノートが完成しました。
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ドット入りの幅と罫線の高さに三角形の定理を交えた、全く新しいポッチノートが完成しました。 罫線高さ1・斜辺2・ドットポッチ幅√3
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なんと、点を繋ぐだけで、簡単に正三角形や正六角形、斜視図がフリーハンドでも綺麗に描くことができる。 より、使い易く、綺麗なノートになります。
参考URL https://uholabo.com/dotpotch/ 株式会社UHOLABO |
![]() ドットポッチ・DotPotchは、(株)UHOLABO・本多電子(株)・エコーテック(株) の登録商標または商標です。 |
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罫線とドットとポッチが当初、3色で企画してましたが、鉛筆やシャープ ペンシルで書かれた黒色の文字や記号と混同(マイナス記号や分数の線等と見間違わないように)しないようにグレー色を採用いたしました! また、”罫線が3色でチカチカする”という意見もありましたが、 文運堂は1色でわかりやすい図柄に表現することに成功しました! *色弱の方も判別しやすいグレー罫線 |
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第一弾は4種類で登場するよ! |
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会社概要
社名 | 株式会社文運堂 |
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本社所在地 |
〒151-0073 |
代表者 | 谷口 晴久 |
電話番号 | 03-3377-5321 |
FAX番号 | 03-3377-5421 |
設立年月日 | 明治42年(1909年)9月 |
資本金 | 500万円 |
アクセスマップ
京王線「笹塚駅」徒歩4分
京王線「笹塚駅」で下車。 |
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本社正面玄関です。 |
沿 革
1909年(明治42年)9月 | 博文館出身の山本留次が東京神田錦町に文具製造販売会社として創業 |
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明治40年代 | 関東での学習帳のパイオニアとしていち早く学習帳を製造販売開始 |
1920年(大正9年)3月 | 株式会社に組織変更 |
1926年(大正15年)12月 |
東京神田駿河台に東京本店移転 |
昭和10年代 | 白文帳が考案され、当社が一手に製造販売開始し長野県一円に広がる |
昭和30年代 | 学童向け「國華画用紙」を発売 |
1957年(昭和32年)4月 | 東京本店を工場のある東京都渋谷区笹塚に移転 |
1967年(昭和42年)5月 | 業界でも早期にJIS(日本工業規格)工場として指定される |
1968年(昭和43年)5月 | 中越パルプ工業株式会社に経営譲渡 |
1970年(昭和45年)年5月 | 砺波市にノート工場(富山工場)を建設、「セレクトブランド」の学習帳・ノートを発売 |
1972年(昭和47年)年 | ブランド名の國華画用紙を「コッカ画用紙」に名称変更 |
同年 | すでに中部地区で発売されていた「応用罫(黄表紙)方眼ノート」を全国販売開始 |
1980年(昭和55年)4月 | 小学校教科書大型化に伴い学習帳をA5判からB5判に大型化開始 |
1982年(昭和57年)5月 | 東京工場設備を富山工場に移転し工場跡地を駐車場に転用 |
1985年(昭和60年)3月 | 資本金を9.600万円に増資 |
1986年(昭和61年) | 文運堂ブランドのコピー用紙「ニューOPC用紙」を発売 |
2002年(平成14年)6月 | 洋紙営業部開設 |
2004年(平成16年)3月 | 本社社屋を更新 |
2006年(平成18年)3月 | 富山工場でISO9001:2000認証取得 |
2013年3月・2014年4月 | オフセット印刷機2台を更新 |
2018年(平成30年)3月 | ISO9001:2015版移行 |
2018年(平成30年)11月 | 学習帳の「教科」にて、かわいいイラストシリーズとしてBCシリーズをラインナップ |
2022年(令和4年)7月 |
ショウワノートホールディングス株式会社に営業譲渡し、ショウワノートグループ傘下での新体制となり再発足 |
創業の頃の創業者山本留次(中央) |
大正期の雑記帳=ノート |
明治45年発行文運堂営業目録中の特殊雑記帳=学習帳 |
文運堂社名の由来、学習帳のパイオニア
文運堂は叔父の大橋佐平が興した大手出版社「博文館」で支配人を務めた山本留次が独立し、洋紙販売大手となる「博進社」とともに創業した文具製造会社です。1909年(明治42年)創業当時の取り扱い品目は、帳簿・ノート・手帳・各種文具でしたが、小学生用練習帳・筆記帳に力を入れていました。
このように文具を通して日本の教育と文化に寄与するのにふさわしい社名として「文運堂」としたようです。明治40年代から発売された小学生向けノートの学習帳は、東京では文運堂が、大阪では中村鐘美堂等がパイオニアだったと言われています。 |
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初期学習帳の表紙のご紹介
(転写協力 : 大橋影氏 ・ 岡田修氏) |
現在の学習帳の表紙は、写真、イラスト、意匠デザインをオフセット印刷し、さらに表面加工しております。 では、明治時代後期に生まれた初期学習帳の表紙はどのようなものだったでしょうか? 最初は木板刷りで武者絵などが印刷され、その後、電気銅版で印刷されるようになりました。左の写真は、その銅版を作る時の原版の木型で、木版彫刻専門の彫師が桜の板に細かい線で何本も手彫りしたものです。 それを和紙に転写されたもので、細かい線まで綺麗に良く描かれていることがわかります。 初期学習帳の原版は、関東大震災や戦争での空襲、あるいはメーカーの合従連衡、工場の閉鎖などで散逸してしまいました。現存するものでは、とても貴重なものです。
たまたま論語の文字が見えます。いわく、温故知新一古きを訪ねて新しきを知る。 手彫りの精密さに驚くとともに、時代を超えた温もりが感じられます。 |
象地球印
文運堂のトレードマークである「象地球印」は、創業2~3年後から使い始めています。陸上で最大の動物である象が、地球の上で世界を君臨する意味合いで、その頃の時代に好まれた、スケールの大きな図柄です。近年簡略マークに変更しましたが、復活を望む声は大きいものがあり、総合カタログの表紙にしました。 | ![]() |
「セレクト」ブランド
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1970年(昭和45年)富山工場稼働を機に立ち上げた学習帳・ノートのブランド名です。 セレクトプランドの商品が市場に広がり、当社の代表商品群になっていきました。 |
「KOKKA」ブランド
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「コッカ」は画用紙を中心とした学用紙製品のブランド名です。元々は「國華」で、昭和30年代初めから使っていました。 このブランド名採用の経緯を明記したものは残っていませんが、明治22年(1889年)に近代美術界の巨星、岡倉天心らが欧化主義への反省から創刊した日本東洋美術専門誌「國華」に影響されたものと思われます。 この「國華」は当初、木版色摺を多用した精巧な図録集でしたが、印刷技術の進展で、コロタイプ印刷の採用、最終的にはオフセット多色印刷へと変遷して行きました。ちなみに「國華」とは、国の名誉、栄光の意味です。 国の華である日本美術の発展に寄与したいとの思いが、美術教育用の学用紙製品に、「國華」(コッカ)という重いブランド名をつけたのもなるほどと納得できます。 |
白文帳
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表紙が黄土色で30枚綴じ、A5判で234マス(13×18)のマス目ノートです。昭和10年代に松本市内の漢文教師が考案し、当社が一手に製造販売を担ってきました。主に長野県内の中学校で使われ、長野県民にはお馴染みのノートです。新聞やテレビでも紹介されています。 ちなみに、句読点、返り点、送り仮名が付いていない漢文を白文といいます。 今では漢字練習、数学、生活ノートとしても使われています。 |
方眼ノートでもパイオニア
黄表紙ノートの生い立ち方眼ノートの「応用罫黄表紙」は、当社が昭和40年代に発売した新形態ノートです。どんな教科にも応用でき、左聞き・右聞き・縦書き・横書きのいずれにも使えるところが画期的なところです。 岐阜県を中心とした中部地区で販売されていましたが、授業で使用した先生が転任先でも使い、授業参観した先生が使うといった具合に広がっていき、1972年(昭和47年)から全国販売になりました。このノートは、名古屋では「黄んない表紙のノート」と呼ばれて好評を博し定着することが出来ました。黄土色の表紙はプレスでエンボス加工されており、独特の手触りと高級感があります。 |
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豊富な種類文運堂の方眼ノートは表紙デザインで「応用罫黄表紙」と「応用罫カラー表紙」があります。「応用罫黄表紙」はセミB5判で、罫線の種類が方眼罫を中心に32種類もあります。 「応用罫カラー表紙」は、セミB5判が5ミリ方眼11色を中心に31種類あります。A4判は5色で7種類あります。 |
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